手作り桃屋のラー油レシピ (桃ラーレシピ)

OL主婦。

2010年04月21日 20:47

手作り桃屋のラー油レシピ (桃ラーレシピ)


12月のブログで紹介した桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油。通称「桃ラー」。

あの少し前の秋に第一弾ブームで、売り切れ店が続出していたのですが、最近また第二段のブームでほぼ幻のラー油となってしまっていますね。


でも、簡単に美味しく作ることが出来ますよ!! この日から約4カ月、試作7回目にして、満足のいく食べるラー油のレシピが出来上がりました。
今回のは日曜日に作ったもの。ツイッターでは先に報告していて「矢野ラー」と命名して下さった方が数名♪月曜日にはブログにレシピをアップすると約束していたのに、仕事の都合で遅くなってしまい申し訳ございません。


とにかく
・誰が作っても失敗しない
・誰が作っても美味しくできる
そんなレシピを目指した、桃屋のラー油っぽいラー油のレシピです。


前半に、簡単に材料と作り方を。
後半に材料の代替品や作り方の注意点をまとめてあります。



【材料】
・サラダ油 1/2カップ
・ごま油  1/2カップ
・ネギの青い部分1本
・鷹の爪 1本

・フライドガーリック 30g
・フライドオニオン 30g
・干しエビ 15g
・白ごま 10
・コチュジャン 小匙2(なければ八丁味噌)
・韓国粉唐辛子 大匙1
・醤油 大匙1/2
・砂糖 5g
・花椒 少々


【作り方】
1・韓国唐辛子、フライドガーリック、フライドオニオン、干しエビ、白ゴマを細かく砕く。

2・1の細かく砕いたものを耐熱性のボールか鍋にいれ待機しておく。
(後から油を入れるので、くれぐれも水気がないように注意)

3厚手のフライパンか鍋に、鷹の爪、ネギの青い部分、サラダ油、ごま油を入れ火をつける。

4・2の油が温まってきて泡が出始めたら弱火にし、10分ほど油に香りを移す。

5・10分経ったらネギと鷹の爪を取り出し、そのまま熱い油を2の鍋にいれる。
(この時、熱くジュワーっと音がするので注意)

6・5が冷めたら、コチュジャン、砂糖、醤油をあわせ最後に花椒を少量ふって出来上がり。


▼ ▽ 以下が材料の説明と作り方の詳しいレシピ ▽ ▼


【材料 詳細】


・フライドガーリック、フライドオニオンを使っています。これが料理をあまりしない方でも失敗せずに美味しくできるコツ。フライドガーリックやフライドオニオンは輸入食材屋さんや、調味料を沢山そろえているスーパーなどで入手できます。 私はフライドガーリックはいつもGABANの大袋をamazonで購入しています。

もちろん生の玉ねぎとニンニクを揚げて作ってもOK。
その場合は、玉ねぎ、ニンニクを粗みじんに切り、水気を飛ばす為に天日で乾燥させるか、平皿に広げて電子レンジで5分ほど加熱。

乾いたところで小麦粉を少量ふって、熱っした油に少しずついれ、色づいてきたらすぐに取り出し、キッチンペーパーの上に広げて余分な油を吸わせる。

余熱でも充分火が通るので、焦げないうちに早めに取り出すのがポイント。


・サラダ油とごま油

ごま油やオリーブオイルなどはコレステロール値を下げる力があります。 

ごま油は味に深みがありコクが出て美味しいのですが、油の全量をごま油にすると少し重たすぎになってしまいます。サラダ油と半々で使用。

・花椒

花椒を常備しているお宅は少ないと思いますが、これ1つあると料理の腕がとたんに上がったように錯覚できるほどの調味料です。

特にお薦めはマーボー豆腐。最後の花椒をふるだけで一気にプロの味に。これはラー油作りには是非とも用意してほしい材料です。なければ粉山椒で代用を。


・韓国唐辛子(粉)
韓国唐辛子として売っているものは、全然辛くありません。これこそが「辛そうで辛くない少し辛いラー油」の元でもあるのですが、もしも韓国唐辛子がなくて日本製のものでしたら、分量を半分くらいにして辛さを調整して下さい。



・保存瓶
 

保存瓶は密閉できるガラス製のものがお薦め。使用前には、耐熱性のものであれば煮沸消毒を、そうでなければ焼酎のようにアルコール度数の高いものをキッチンペーパーに含ませ瓶の中を殺菌します。清潔な瓶を使うことは保存食や保存調味料を作る時の最大のポイントでもあります。




【レシピ詳細】

1・韓国唐辛子、フライドガーリック、フライドオニオン、干しエビ、白ゴマを細かく砕く。

すり鉢や、フードプロセッサーを使うと便利ですが、私は密閉袋を使って砕いています。

 
はじめに計量器でゼロに合わせておき、そこに分量のフライドガーリックなどをどんどん足して入れていくだけ。

5つの材料を入れたところえ麺棒をコロコロ転がして粉々に。もちろん破壊力に自信のある方は素手でも結構です。

干しエビは本来お湯で戻してから使うものなので少し硬いです。キッチンバサミで切っても良いかも。

目安としては、この↓程度に粉々になるまで潰して下さい。
 




2・1の細かく砕いたものを耐熱性のボールか鍋にいれ待機しておく。
(後から熱い油を入れるので、くれぐれも水気がないように注意)



3・厚手のフライパンか鍋に、鷹の爪、ネギの青い部分、サラダ油、ごま油を入れ火をつける。


この時、必ず冷えた油の中に鷹の爪やネギをいれて、徐々に温めていくこと。油が熱くなったところに入れてしまうと、油に鷹の爪の辛みやネギの香りが移る前に焦げてしまいます。(これはイタリアンのぺペロンチーノの時も同じ)



4・2の油が温まってきて泡(上の画像の程度の泡)が出始めたら弱火にし、10分ほどそのまま熱し油に香りを移す。



5・10分経ったらネギと鷹の爪を取り出し
 
取り出す時に使う菜箸などにも水気がついていないように注意。アツアツの油だということをお忘れなく。

そのまま熱い油を2の鍋にいれる。
(この時、熱くジュワーっと音がするので注意)


でも、このアツアツの油と粉唐辛子を混ぜることによって、ラー油が出来るので勇気を出して!!




6・5が冷めたら、コチュジャン、砂糖、醤油をあわせ最後に花椒を少量ふって出来上がり。

この調味料を入れるのは、くれぐれも冷めてからにして下さい。コチュジャンや醤油はアツアツの油を入れると香りが悪くなります。


このように詳しい説明を書くと、とても長くて難しいように感じますが、要するに前半の材料と作り方で間違いなく美味しくできます。




手作りラー油の保存期間は密閉した瓶にいれて、冷蔵庫にいれ、1カ月は大丈夫です。

でも、そんなに残らないと思います。美味しくて美味しくて♪



おまけ情報
今、発売中のESSE5月号(山瀬まみさん表紙)には、
電子レンジで作るラー油レシピが掲載されていますよ。

編集長(男性)も、お薦めのようですので
手作りラー油を電子レンジで作りたい!という方は
ESSE5月号を参考にしてみてはいかがですか。



当レシピについて、ご自身で作って頂く分には全く構いませんが、他への無断掲載(ブログやクックパッドなど)は、どうか御遠慮下さいね。哀しくなります^^
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